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Masakijima Rare Baroque pearl

間崎島のレアバロックパール

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手つかずの自然と風光明媚な景色に出会える
真珠養殖の島

三重県志摩市、伊勢志摩国立公園・英虞湾の中心にある離島「間崎島」。 人工100人あまりのその島は、リアス式海岸特有の複雑で美しい海岸線を持ち、湾内では賢島に次いで面積が大きく、自然豊かでのどかな島である。そこで育つ、古来より特別な装飾品として人々を魅了し続けている真珠。上流から流れ着いた森林の豊かな養分、日本の四季が織りなす寒暖差、入り組んだ湾により穏やかに保たれる水面といった、豊穣な環境が整った英虞湾で、職人たちに大切に見守られながらアコヤ貝は真珠を育てていきます。

4年という歳月の間、貝が息をしやすく、居心地よく過ごせるように日々職人たちは栄養状態を確認し、貝に害を与える付着物の清掃を行い、まるで我が子を愛でるように大切に育てます。

そんな職人の愛情ともいえる技術から生まれた一つひとつの個性ある真珠。丸く整ったアコヤ真珠ではなく、不揃いながらも本来の美しい姿で輝くバロックパールに魅かれてしまうのは、そんな職人の技が伝わってくるからかもしれません。

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真珠屋を営む友人と雑談していると、真珠業界の嘆きが聞こえてきました。 市場では丸く整った「正円」の真珠が重宝されるもの。 それに反して、真珠層の巻きの強さや厚みにより、少し歪んだように見える「バロックパール」は正円ではないという理由だけで、無碍に扱われる事があると。同じように時間をかけて海とアコヤ貝が育てた真珠なのに。

そこで、私たちは個性の最高傑作であるバロックパールの中でも特に変形した”変わり者”を【レアバロックパール】と呼称しました。誰もが敬遠するバロックパールの中でも特にいびつで手を付けない圧倒的な変形パールを逆説的に価値を高めようとしています。

「本物のアコヤの美しさ」「バロックパールならではのデザイン性」を楽しんでいただけたらこんなに嬉しいことはありません。

間崎島から世界に発信する、いびつで新しい物語り。